当院の内視鏡システム


内視鏡システム「EVIS LUCERA ELITE」

 当院では、オリンパス社製の上位機種である内視鏡システム「EVIS LUCERA ELITE」を導入しています。これは大学病院や総合病院と同等の内視鏡システムです。

 

狭帯域光観察(NBI:Narrow Band Imaging)機能を備えた内視鏡を用いて、より精度の高い内視鏡検査をおこないます。

 

NBIとは、粘膜表面の微細な血管や模様を観察するために、血液中のヘモグロビンに吸収されやすい2つの狭帯域の光を照射し、組織の強調表示を行う観察方法です。これにより、これまでのシステムでは見えにくかった微細な変化の認識が可能になり、がんの早期発見につながります。

これまでのNBIは遠くが暗く見えることが欠点でした。しかし、EVIS LUCERA ELITEでは、従来製品から大幅に性能が向上し、NBIでも遠くまで明るく描出することが可能になり、がんの早期発見にこれまで以上に威力を発揮します。

従来型システムのNBI画像

最新システムのNBI画像

従来型よりも明るくなり、より詳細な観察が可能になりました。